第 13 章 環 境 保 全 啓 発 事 業 ・ 環 境 教 育
1 環境保全啓発事業
(1) 環 境 月 間
環境省では、環境基本法に定められた6月5日の「環境の日」を中心とする1ヶ月間を環 境月間と定め、広く国民一般に環境活動への積極的な参加を普及啓発しています。本市にお いても、環境月間の趣旨を市民、事業所等に啓発するため、各種の行事を実施しています。
平成24 年度の行事は、表13-1(1)のとおりです。
表 13-1(1) 環境月間行事内容
(平成 24 年度)
行 事 名 内 容 場 所 等
「環境の日」キャンペーン
地 球 温 暖 化 、 ご み 減 量 化 、 不 法 投 棄 防 止 な ど の環 境保 全 意識 高 揚を図 るた め 街 頭啓発を実施
市内店舗4箇所
いわきのまちをきれい にする市民総ぐるみ運動
6月と 10 月に海岸、公園及び家庭周辺 等の一斉清掃を実施。
市内全域 参加人数: 春:118,557 人 秋:104,119 人
(2) 再生可能エネルギー啓発事業
再生可能エネルギーについて理解を深めてもらうため、小中学生を対象とした副読本「み んなの再生可能エネルギータウン」の作成や出前講座「再生可能エネルギーって何?」の開 催など、次世代を担う子供達をはじめ、市民への啓発事業を実施しています。
2 環境教育・普及啓発の推進
(1) 環境アドバイザー派遣事業
本市では、環境に配慮したまちづくりを推進するため、自然とのふれあいや野外観察、健 康な暮らし、緑化、省エネルギーや省資源の方法など、市民の皆様が自発的な環境保全活動 に取り組むに当たって、参考となる知識を提供する「環境アドバイザー」を市内各地へ派遣 しています。
平成23年度は東日本大震災の影響により事業を中止しておりましたが、平成24年度は事 業を再開しました。
表 13-2(1)-1 環境アドバイザー派遣実績
年度 受講者数 派遣回数 派遣人数
平成 19 年度 1,611 44 72 平成 20 年度 1,563 40 58 平成 21 年度 2,086 55 88 平成 22 年度 1,910 50 75 平成 24 年度 1,016 24 30
~環境アドバイザーの派遣申請等について~
市民のみなさまが市内において、参加者 10 人以上の環境に関する講演会や講習会、自然 観察会を主催する場合、講師として「環境アドバイザー」を派遣しています。派遣を希望さ れる方は開催予定日の 30 日前までに環境企画課までお申込みください。
また、「環境アドバイザー」として登録していただける方についても随時募集しておりま すので、登録を希望される方は環境企画課までお問い合わせください。
【お申込みにあたって】
▼ 講師の謝礼・交通費は市が負担しますが、会場・資料など開催に必要な準備は主催者に てご用意ください。
▼ 講演内容等の具体的な事項は、主催者とアドバイザーにて協議していただきます。
▼ 政治、宗教、営利を目的とした講演会等への派遣はいたしません。
表 13-2(1)-2 環境アドバイザー派遣内容一覧
(平成 25 年9 月末現在)
古川 眞智子 鈴木 信一 草野 秀雄
自然環 境学習 根本 輝男
古川 眞智子 鈴木 信一
キ ャ ン プ 指導 鈴木 信一
天体観 察及 び天体観測 の解説及 び指導 天体観 測 を通 じた 自然環境保全 への 啓発
自然体 験活動 から始 ま る 環境教育(森林・河川・ 海 の 環境)
子供達 に必要 な 環境教育 石塚 諒
幼児期 の 自然体験活動 の 支援・指導 小 ・ 中学校 での総合学習の 支援・指導
鈴木 信一 草野 秀雄
環境 アセ スメン トに ついて 髙木 力
在来 の環境認識を異 なる 視点で 考 える そ の 時代 の 不安と感 情を見つめ る 衣服 と環境 に目 を 向けよ う 人間 と心 の 環境に触 れよ う 規範 の逸脱 から見える 生活史 心 の 環境
ハー ブを 育 てる こと を通 じて自然 の 営 み を理解す る 宮内 眞佐子
水生生 物 によ る水質調 査指導 大谷 善浩
川 ・ 海 の 水質調査指導 平川 英人
水環境 の 修復 (雨 水・中水利用含 む ) 青木 敏春
農業廃 水路 の 環境教育 平川 英人
水環境 と生活排水 栃内 賢一
水環境 と生活との 係 わり 雨水 の利活用
日常 での身近 な問題 (海・地球の 浄化 につ いて ) 小林 健四郎
廃棄物 処理対策 (改定廃棄物処理法含 む) 青木 敏春
リサイ クル ・リユー ス ・リデ ュー ス ・3Rの 大切さ を実践 宮内 眞佐子
ゴ ミ問題 小林 健四郎
先﨑 久美子 武田 憲子 大気 、水質、騒音、 振動 、悪臭問題に ついて
土壌汚 染問題 とその 対策
農薬 の適正使用と環境 への影響 に ついて 水道水 の 安全確保(放射性物質 と農薬 の汚染防止) 木材 の利用状況と放射性物質 の 汚染木材の 処 理 国内排 出量取引制度 につい て
再生可 能 エネ ルギ ー の 導入支援(太陽光 、 風力 、バイオマス 、 小水力) 工場 ・ビル ・家庭 の 省エ ネルギ ー 診断
再生可 能 エネ ルギ ー の 利用と温暖化対策 引地 宏
風力推 進車環境教育 平川 英人
循環型 社会 再生可 能 エネ ルギ ー の 推進の 必要性 石塚 諒
手作 りソ ー ラー パネ ル ・手作 りLDE街灯講習会 マイ ク ロ水力発電講 習会
小型風 力発電 システ ム講習会
引地 宏 青木 敏春 地球温 暖化防止活動
栃内 賢一
地球環 境問題 と生活 との係 わ り 橋本 孝一
地球温 暖化 ・気温上昇の 要因 と今 後 の予測 石塚 諒
地球温 暖化 広
域 環 境 生 活 環 境
公害 ・ 化学物質
地球 温暖 化 と地 球 にやさ し いくらし か た(家庭 での 省エ ネル ギ ー 、環境 家 計簿 の普 及 、ヒー ト アイラ ンドと その 対策 )
都 市 環 境
都市公園の保全 と 散策 によ る 健康維持
エ コア ク ション21 への取組 (環 境経営システ ム構築) 植 物
地球環 境
自然 エネ ルギ ー独立非常電源 システ ム製作講習会 省 エ ネ ルギー・
再生可能エネ ル ギ ー
髙木 力
分類 講 演 内 容 講師 氏名
野口 紘
自然観察・ 自然体験
自 然 環 境
生活排水・水環境
ごみ・ 廃棄物
桂 伸夫
草野 秀雄
自然環 境
山本 廣
橋本 孝一 環境教育
水質調 査
小林 健四郎 青木 敏春 島村 守彦 自然観 察会 ・自然体験活動指導等
ネ イ チャー ゲ ー ム指導
環境学 習 の 支援
野口 紘
引地 宏 家庭 でできる生 ご みの減量 と有効利 用(生 ごみ堆 肥化方法 、EM ぼかし法 、 段ボー ル 箱・トロ
箱利用 等 )
青木 敏春
(2) 出前講座等
環境問題や公害防止に関して必要な知識の普及・啓発を図るため、市役所出前講座などに 市職員を講師として派遣しています。
平成24年度の実施状況は、表13-2(2)のとおりです。
表 13-2(2) 出前講座等への講師派遣実績 (平成 24 年度)
事 業 名 目 的 開 催 場 所
参加者 人数
省エネで快適エコライフ
地球温暖化防止のため、家庭で資源や エネルギーを効率的に利用して、温室 効果ガスの排出を出来るだけ少なくする ことが必要であることを考えます。
いわき市立 中央台南中学校
33 人
地球温暖化を考えよう
地球規模の深刻な問題である地球温暖 化について、その仕組みや私たちの生 活に対する影響などを考えます。
いわき市立 勿来第三小学校
14 人
What’s 新エネ
「新エネルギーとは何か」「なぜ新エネ ル ギ ーが 必 要 な の か 」 に つ い て 学 習 します。
い わ き 市 立 内 郷 第三中学校ほか
46 人
くらしと環境問題
“そしていわき市の環境 now”
環 境 問 題 、 本 市 の 環 境 ・ 公 害の 現 状 等 を 知 ることに より、環 境 保全に 対 す る意識の高揚を図る。
いわき市立 赤井中学校
外 1 カ 所
計 151 人
いわき市の環境を守る
(施設見学)
環境監 視センタ ーを見学し 、いわき市 の環境保全と公害防止対策の現状に ついて学ぶ。
いわき市立 赤井中学校
11 人
(3) せせらぎスクール
福島県では、例年、小中学校、高等学校、各種市民団体等を対象とした「水生生物による 水質調査」を行う団体を『せせらぎスクール』として募集していましたが、東日本大震災に より発生した放射能汚染等の問題により、平成 23 年度以降は募集を行っておりません。事 業の再開が決まりましたら、市ホームページ等でお知らせします。
なお、本事業概要は次のとおりです。
① 対 象 小・中学生、高校生、各種団体等
② 実施時期 6 月~9 月末
③ 活動内容
川底から採取した水生生物につい て、定められてい る 30 種類の指標生物に照らし、そ の種類と数により水質を判定します。
④ 教材の提供
参加団体には、福島県から調査に必要となる教材を提供します。
⑤ 活動状況
県内の延べ参加者数は 7,895名で平成 9 年度から14年連続全国第一位であり、平成 22 年度における市内の延べ参加者数は742 名となっています。
平成22 年度の参加団体は、表13-2(3)のとおりです。
No . 団体 名 参加 人数 1 いわき 市立 久之 浜 第一 小学 校 5 学年 5 1 名 2 いわき 市立 上遠 野 小学 校 第 4 学 年 1 組 3 9 名 3 いわき 市立 桶売 中 学校 第 3学年 選 択理 科 9 名 4 いわき 市立 好間 第 一小 学校 第5 学 年 8 5 名
5 いわき 市立 川前 小 ・ 中学 校 2 0 名
6 小 川郷 農 地保 全会 4 0 名
7 か わせ み 流域 会 5 0 名
8 下 小川 関 場子 供会 3 8 名
9 福 岡・ 環 境を守る会 3 3 名
1 0 上 高久 子 供会 5 0 名
1 1 いわき 市立 中央 台 北中 学校 1 2 名
1 2 福 島県 立 勿来 高等 学 校 理 科 研究 部 1 0 名
1 3 いわき 市立 沢渡 小 学校 3 7 名
1 4 昌 平高 校 エ コクラブ 1 2 名
1 5 いわき 市立 綴小 学 校 1 2 名
表 1 3 -2 ( 3 ) 市内 のせせらぎ ス クール 参加団体
( 平成 2 2 年度 )
(4) こどもエコクラブ
こどもエコクラブは、将来を担う子どもたちが主体的に行う環境保全活動や環境学習を支 援するクラブです。
事 業 概要 は、 次の と おり です 。ま た 、本 市に おける 平 成 24 年度 の登 録団 体は、表 13 - 2(4)のとおりです。
① 対 象 幼児、小・中学生、高校生
② 実施時期 通年
③ クラブの設立方法
● 1 人から登録可能
● サポーター(大人)が1 人以上必要
※ サポーターとは、クラブの活動を補助する大人(連絡係)のことです。
● こどもエコクラブ全国事務局への登録手続きが必要
④ 教材の提供
活動のヒントとなる情報などが満載されたニュースレター(年4回)のほか、指導者向 けプログラム等の支援ツールを提供します。
表 13-2(4) こどもエコクラブ登録団体
(平成 24 年度) ク ラ ブ 名 ク ラ ブ 人 数 グループの種類 昌平高校エコクラブ
クラブ員 20 人 サポーター 1 人
学校・学年 ケロケロクラブ
クラブ員 2 人 サポーター 2 人
家族・親戚 いわき市立石住小中学校
環境美化委員会
クラブ員 4 人 サポーター 8 人
学校・委員会
(5) 星空観察会
全国星空継続観察(スターウォッチング・ネットワーク)は、参加者に光害や大気汚染な どのない清澄な大気への関心を高めてもらうことを目的に、全国各地で一斉に肉眼、双眼鏡、 カメラを使った身近な方法によって星空観察を行うもので、昭和 63 年(1988 年)から、毎 年2 回(夏期及び冬期)実施している事業です。
本市における平成24 年度の実施状況は、表13-2(5)のとおりです。
表 13-2(5) 星空観察会実施団体
(平成 24 年度)
NO. 団 体 名 場 所 参加者数
1 いわき天文同好会 いわき市高久公民館 夏:36 人 冬:29 人
(6) 環境にやさしいくらしかたをすすめる会
平成13年10月、いわき市の環境に配慮したまちづくりを推進するための組織として、市 民団体を中心に「環境にやさしいくらしかたをすすめる会」が設立されました。
「環境にやさしいくらしかたをすすめる会」では、次のことを重点に様々な事業活動を実 施しています。
① 環境情報の提供
② 環境にやさしいくらしづくりを推進するための啓発事業の実施
③ 市民の環境保全活動に対する支援活動の実施